
プラド美術館展
2018/02/28
久しぶりに上野の西洋美術館に絵を観に行きました。
内容は最近電車の中吊り広告でよく目にしていた
プラド美術館展です。
絵に詳しいわけではありませんが、
観るのは好きで時々鑑賞しています。
観た時にどんな感覚を持つか
自分の感性を分析するのが好きなので、
できる限り先入観を捨てています。
今回最も印象に残ったのが
ディエゴ・ベラスケスという画家の描いた
「マルス」という絵です。(下の新聞の真ん中右の裸の絵)
この絵をある一定の距離で観ると
何ともリアルで動き出しそうな感じが
ありました。
しかし近くで見ると背景と主人公の境界の
線がぼやけた感じになっています。
なぜこんなにリアルに感じるのか不思議です。
絵というのは観る距離で全く違うということを
あらためて実感した心に残る作品でした。
こんな気持ちが得られるところが
美術館に行く醍醐味です。
もっといろいろ鑑賞してみたいと思います。
感謝。
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